新規クラウドサービス立ち上げに向けた開発・運用支援
顧客:
会計ソフト開発企業
企業規模:
年商100~500億円
プロジェクト規模(チーム体制):
約19名/月
背景とプロジェクトの課題
本プロジェクトは、導入型パッケージ製品を主力としていたお客様が、市場変化に対応しクラウドサービスのシェア獲得を目指すための、中小企業向け新規クラウドサービス群の開発・運用支援でした。
新たなクラウドサービス群の開発・運用において、以下の複合的な課題に直面されていました。
・専門人材の不在・不足:Webサービスに特化した専門開発エンジニアが不足しており、開発計画の確実な実行が困難な状況でした。
・開発サイクルの硬直化:ウォータフォールの進め方をしており、顧客が要件定義をした後にUI/UX を検討する流れになっていたため、背景を理解するのに時間がかかり、着手までにタイムロスをしていました。
・ドキュメントがない中、引き継ぎ追加開発する難易度:一部の製品では、ドキュメントがない中、他社が開発したクラウドサービスの引継ぎが必要となりました。ソースコードをリバースエンジニアリングし、約3ヶ月間で引き継ぎを終え、当社単独で必要機能開発を行う必要がありました。
実行したプロジェクト内容:横断的な体制とUI/UX統制で支援
当社は、顧客が抱える複合的な課題に対し、柔軟なリソース提供と横断的なプロジェクト体制で支援しています。
1. UI/UXデザインと開発の連携によるタイムロスの削減
顧客の開発体制と対応になる複数のサービスを跨ぐ横断プロジェクトとして参画。当社のUI/UXデザイナーやSEが顧客と合同で機能の要求定義・要件定義実施することで、要件理解のタイムロスを削減しました。また、デザインチームと各クラウドサービスの開発チームが連携することで手戻りなく開発を進めました。
2. 全プロダクトのUI/UX統一 と開発効率化
新規クラウドサービスの企画段階でUI/UXデザイン担当として参画。複数のクラウドサービス群を俯瞰し、一貫した顧客体験を提供するため、UI/UXの共通化を推進しました。また、開発効率化を目的としたStorybookを用いたUIコンポーネントカタログを整備し、後続の開発運用に活用。顧客体験統一による継続利用に貢献しています。
3. ドキュメントなきシステムの引継ぎと継続的アップデートの実現
他社が開発していたクラウドサービスのまずシステム理解と業界知識習得を目的とした短期集中での運用保守体制の引継ぎを完了させました。また、体制確立後は直ちに開発第一弾として追加機能の開発を迅速に実施。これと並行して、年度ごとの業務サービスの変更対応を実施し、追加開発案件を継続的に実施しています。
4. 内製化を見据えたOJTと技術移転
お客様側のメンバーが当社開発体制に参画することで、プロジェクト活動を通じて開発に関する教育や開発スキルのOJTを実施。将来的な内製開発体制の自立に向けサポートしています。
当社の強み
・ドキュメントなきシステムの引継ぎ実行力:他社開発のクラウドサービスを、ドキュメントがない中、リバースエンジニアリングにて短期間で引継ぎ完了。追加開発・保守運用まで一貫して対応し、サービスの品質改善に貢献しました。
・サービス毎のチーム体制で確実な開発計画実行:クラウドサービス毎にチーム体制を構築しリソース不足を解消し、遅滞ない開発計画を実行。要求定義・要件定義から合同で関わることで、ウォーターフォールに起因するタイムロスを解消しました。
・クラウドサービス群のUI/UX統制と開発効率化:複数のプロダクトで生じていた操作感の違いなどの小さな違和感を解消するため、Storybookを用いたUIコンポーネントカタログを整備。顧客体験の統一と、後続の開発における手戻りの削減に貢献しました。















