大規模O2O/ECサービス向けアジャイル開発支援
顧客:
小売企業
企業規模:
年商1000億円以上
プロジェクト規模(チーム体制):
約7名/月
背景とプロジェクトの課題
本プロジェクトは、生活に密着したサービスを提供する大手小売業様のO2O/ECサービスの開発プロセス刷新でした。
お客様の経営目標は、既存店舗の売上単価と購買頻度の向上であり、その達成のため、アプリを通じたサービス改善と機能拡張の加速が求められていました。
従来の開発プロセスは、他社ベンダーによる約1年単位のウォーターフォールで運用されていました。この手法では、現場からの要望やユーザーニーズの変化に対応できず、サービスを使い続けてもらうために不可欠な継続的な改善サイクルが回せないという課題を抱えていました。このため、お客様からは、開発スピードの大幅な向上と、大規模サービスに求められる高品質を両立させるための体制構築と推進が求められました。
実行したプロジェクト内容:開発スピードと品質統制の両立
当社は、この課題に対し、大規模スクラム開発の経験を持つメンバーをアサインし、「短期間(スプリント)でリリース可能な開発サイクル」の確立と「品質維持のための統制体制」の導入を並行して実行しました。
1. 大規模サービスに対応するアジャイル開発サイクルの確立
大規模スクラム開発のノウハウを導入し、改修要望を迅速にリリースできる開発サイクルを確立。これにより、開発スピードが飛躍的に向上しました。
ウォーターフォール開発とアジャイル開発の並行運用下で起こりがちな開発の競合(コンフリクト)リスクを安全にマージする構成や、発生自体を低減する施策実行し、コンフリクト影響を最小限に抑える仕組みづくりをしました。
2. 品質と拡張性を支える専門エンジニアの配置
・仕様管理エンジニア(SE担当)を配置:当社担当範囲だけでなく、既存のウォーターフォール側も含めた全体仕様を把握し、アプリ全体の最終形を考慮した一貫性のある開発を統制しました。
・品質管理専任担当(QC担当)を設置:業務仕様への合致に加え、将来の機能追加を想定した拡張性の高いコード品質を管理。継続的なアプリ改善を支える品質基盤を構築しました。また、設計者と実装者の役割分担を徹底し、設計書の更新を実装と並行することで、スプリントのスピ ード感を向上させつつ、設計書の最新化も両立させました。
当社の強み
・開発スピードと市場対応力の劇的な向上:年単位のウォーターフォール開発から、短期間でリリース可能なアジャイルサイクルを確立。市場の変化やユーザーのフィードバックに対し、即時対応できる体制を構築しました。
・大規模サービスに必須の品質統制:仕様管理エンジニアと品質管理専任担当を配置し、スピードを保ちながらも、アプリ全体の一貫性と拡張性の高いコード品質を維持する統制体制を構築しました。
・複雑な環境下での開発統率力:ウォーターフォールとアジャイルが並行する環境下で、開発間のコンフリクト影響を最小限に抑える仕組みを構築。開発全体を円滑かつ安定的に推進しました。















